アキヤマアカザトウムシ Idzubius akiyamae

 

撮影日:2013.4 

採集場所:茨城県 

採集環境:樹林内の石下や、少し開けた登山道沿いの石下など。周りに湿度はあっても石下自体は若干渇き気味になっているのが好きな印象。

 

 日本では1属1種の固有属&種。

第一脚腿節の上下面に棘が並び、眼丘から前方方向に伸びる突起があるのが特徴。写真の個体は雌で、雄は腹部背面の顆粒が大きくゴツゴツしている。

 体長は3~4mmほど。

関東から南西諸島にかけて分布はしているが、散発的にしか記録がないとのこと。

 見つけてもとにかく全く動かず、この棘の並んだ第一脚で顔を覆い隠すような姿勢でいることが多い。